お局様の特徴や上手な付き合い方は?嫌がらせの対策や対処法を紹介

お局はどこの職場にいるものです。関わりたくないけれども、業務上で接点がどうしてもあるものです。

避けては通れないお局との関わり、そうなればお局からの嫌な思いは誰もが受けてしまうものです。厄介な生き物、お局の特徴やうまく付き合っていく方法、対策などをお伝えします。

目次

お局様とは?その特徴を確認

お局ってそもそもどこからきた言葉なのでしょうか。日々の暮らしの中で生活用語しては使っていません。意味を調べてみると俗語です。俗語はくだけた場面のみに使うことを許される言葉の総称で品のない言葉使いとされるようです。

お局ってどんな人?

古くは階級的な言葉であるお局が、なぜ今のような悪い意味で使われるようになったのか、どれほどのお局役であったのか、故・大原麗子さん主演の大河ドラマがどのような内容で放送されたか、どれほどの嫌がらせのシーンなどがあったのか気になります。流行語的に使われたとはものすごいインパクトです。

お局とはいい意味は一つもないような言葉です。言葉にあてはまるようなOLを陰でばかにして悪く言ったり笑ったりすることです。面倒見がよくお手本となるような尊敬するステキな先輩に対してはお局とは言いません。嫌がらせをするような人に対して侮辱する言葉にお局と使われます。残念ながら古参のOLはお局といわれる人がほとんどです。対策と対処法を考えて少しでも楽にしていきましょう。

特徴①職場を仕切りたがる

お局ってどんな人か、現代では職場の年増女性を指す言葉としてよく使われるがある程度の勤続年数だとお局と言われるようになります。部署の女性で一番古株になったからお局と言われるようになる事もあります。支配欲心理が働くのか、お局の特徴は立場が上になれば途端に誰よりも場を仕切り始めます。仕切りに張り切る姿が痛々しく見えるのもお局です。

自分が一番に仕切って自分の思い通りにならないと気が済まないのがお局の特徴です。その役目を誰も与えたわけではないのに、周囲は迷惑をしているのに勝手にやります。特に、大きい会議、イベントごとにはものすごい気合が入るのがお局です。仕切りたがるのでうまくおだててやらせるのもお局対処法の一つです。

特徴②社内の情報が大好き

お局は社内の情報、噂話が大好きです。大特徴です。職場内どころか、生活・暮らしの一部で餌にしているようです。何より誰よりその情報を一番に知らないと気がすまないのもお局の特徴です。あの人情報通と周りにみてもらいたい、一番に言いたい、レベルの低そうな次元ですがそこで一目置かれたいのです。

本当に、噂話が大好きな企業は古い体質で成長が見込まれないところが多そうです。日々、業務が忙しければ噂話などしてい暇はありません。噂話に翻弄される女性は入社した時から成長がとまっているも同然です。そういった話に振り回されないようにしたいものです。

特徴③自己中な言動が多い

お局は日々自分の機嫌で生きています。すべてが自己中心的、世界の中心は自分という行動が特徴です。もちろん自身の発言は守りません。以前は違いましたなどと否定的な事を言った時には、そんな事言ったかしらと何倍にも反撃されます。お局は本当に自分勝手な生き物だと頭に入れておきましょう。

特徴④楽をしようとしている

とにかく楽して手柄や称賛が欲しいのがお局です。権力を使って、楽で大きく華のあるような仕事内容を自分の担当にして、後輩たちには面倒な手がかかる仕事などをさせるように仕向けます。自分がやりたくない事があるときは、都合よく忙しいフリもします。人一倍社内の噂話広報係をやっているヒマがあるにもかかわらずです。

特徴⑤人によって態度が変わる

お局は権力や名声が大好きです。自分が使い勝手のいい上司や役員などにはお愛想、秘書でもないのにやたらと世話を焼きたがります。日本の社会のおじさんたちはそうやってチヤホヤしてくれる女性がいたら嬉しいので、お局に対しては非常に評価がいいのです。日本の社会はまだまだ昭和の時代を引きずっているのです。

男性が好き、特に若い男がお局は大好きです。部署にいるものなら機嫌がよいとやたらと絡みたがります。頂き物のロールケーキを取り分ける時、お局はカットの幅をわざと変化をつけ、お気に入りの男には大きいカットのものを渡し目の敵にしていじめている女性には一センチもないようなものを渡したという話もあります。嫌がらせどころかいじめです。

お局の心理状態を徹底検証

心理①実はコンプレックスの塊

お局がどうして嫌がらせやいじめをするのか。そこにはコンプレックスの塊があるという心理からきていることが多いのです。年齢、学歴、容姿、仕事の評価などがコンプレックスの大半を占めます。どうしようもない事への嫉妬が、嫌がらせやいじめとをさせるのは弱いものが強く見せようと威張るのと同じです。そういった心理は、「弱い犬ほどよく吠える。」このことわざです。

年齢、学歴、容姿はどうしようもない事ですが、仕事への取り組みは努力でなんとかなるものです。元々仕事ができないのに、人をあらゆる手段で蹴落とすやり方で評価をなんとか得てきたお局にとっては今更仕事への取組みも難しいでしょう。そうなると、ますます嫌がらせやいじめをするしかなくなるのです。コンプレックスの塊からの心理です。

心理②若さへの嫉妬

お局はとにかく年齢にはものすごく敏感です。新しい人が社員が入社すればあらゆるチェックをし、嫌がらせやいじめのターゲットかを決める判断材料にします。年齢は誰もが重ねていくもの。お局自信も若き頃はあったのにも関わらず、過去の栄光が忘れられずチヤホヤされたあの頃の自分の記憶に執着するのです。そういった心理があるために、若い子がチヤホヤされていると途端に若さへの嫉妬が出るのです。

心理③お局は情緒不安定?

お局は古参、つまり年増の女性が多いです。年増になるとホルモンの関係もあり常日頃のイライラは増すばかり。女性はそもそも気分がコロコロ変わる生き物です。となると、お局は常に気分にムラがあります。心理はいつ情緒不安定になるやら分かりません。

お局は機嫌のいいときはやたらと絡んでくる、機嫌が悪い時は朝から一言も口をきかないなどの嫌がらせ攻撃のオンパレードです。この心理、自分ではどうする事もできない情緒不安定さならば理解していきたいところですが、露骨に嫌がらせをされると同情できません。周りはそんなものだと分かっていてもお局に振り回されます。

男好きのお局も!

お局は男好きが多いです。好きでなくとも、権力をもっている男性には媚をうって自分の評価をあげるためのある意味涙ぐましい努力のヨイショをしているともいえます。お局には、全員を敵に回すのではなく、男性には媚びるタイプもいるということです。時には異性だけ愛想がいい心理丸出しです。

お局は「○○さんはよく気が利く。」という男性からの評価を何より喜びます。一番厄介なのは、権力を持っている上司とお局が不倫関係であるときです。その上司は見えないところでは不倫相手のお局の言いなりです。こういった場合は、こちらの情報は上司には筒抜けと思っておく方が賢明です。お局が社内恋愛をしている雰囲気のときは特に注意して様子をみたいものです。

嫌がらせを受ける影響は?

ストレスによる蕁麻疹

嫉妬心むき出しのお局からの嫌がらせやいじめ。これらを受ける影響は必ずといっていつかは心身に影響を及ばします。酷くなると、お局を見た瞬間に蕁麻疹が出るなどの身体への影響が起こります。お局のデスクの位置方向の頭がいたい、肩が凝る、耳鳴りがする、おなかが痛い、などなど数えると身体不調はいくつも出てきます。

このように、ストレスが原因で蕁麻疹・湿疹が出ることは多いようです。早めに病院、皮膚科で診てもらうことが大切です。ストレスは様々な病気の引き金になります。安易に考えてはいけません。自分の心身のために我慢し過ぎは禁物です。

お局が気になって仕事に集中出来ない

職場に出勤したときから退社時間まで、嫌がらせやいじめを日々受けていると四六時中お局の事が気になってくるものです。嫌な事を排除しようとするとついその事に意識が向いてしまいます。よって仕事に集中できなくなります。嫌がらせやいじめを受けて何も思わないのは難しいことですが、できるだけ一線を引いておく、揺るがない自分も持つように心がけましょう。

仕事よりお局の機嫌取りに気を遣う

朝から不機嫌丸出しでお局をみたら一日のスタートからうんざりします。そんなうんざりを少しでも緩和させるためにお局のご機嫌をよくした方がいいと思うものでしょうが、関わるとろくなことにならないのがお局です。最適限度の関わりであとは普段通りに業務に取り組むのを心がけます。

会社に出勤出来なくなる可能性も

日々、お局からの嫌がらせやいじめを受けると暮らしのすべてに影響してくるストレスがどんどん蓄積されていきます。ストレスによる体調不良を起こし、風邪を引いたりなどの事から休みがちになったり、我慢の分だけいきなり大きな症状になって身体を壊すかもしれません。大きなストレスにより最後は職場に出勤できなくなり長期休暇などとならないように気を付けていくことが大切です。

対処法はあるのか?

対策①お局の言う事を気にしない

お局は日々自分勝手の機嫌で動いている生き物です。別の世界の宇宙人と思うのも一つですが、嫌がらせやいじめ、お局の言動をすべて真に受けないことです。いちいち言いたいのがお局です。陰口などお局の日々の口癖だと思って気にしないようにしましょう。同じ土俵にあがって一つ一つ真摯にとらえて解決しようとするとこちらの身がもちません。

お局の言うこと一つに反応しているとますます付け上がって調子にのって向かってきます。適当にあしらう、適当に流すなどの対処法を少しずつでも身に着けていくのです。頭では分かっても、やはり腹が立つ。嫌な気持ちになるけれどもお局からの嫌がらせやいじめのパターンがあるかもしれません。お局をうまくかわせる対処法のヒントになります。

対策②自分は自分と割り切って仕事に集中する

職場にいるとついお局の事が気になる事があります。常に切り離して考える事が大切です。これは自分に対する大切な対処法です。習慣を身に着けるようについ考えていたら「キャンセル、キャンセル」と自分に言い聞かせて一旦頭から離すようにします。そうして目の前の仕事などやることに集中していきましょう。自分を守る対処法とします。

仕事中はお局に必要意外関わらないようにします。そのためにはメリハリをつけているわたしをアピールして、仕事にまじめに取り組む人とをお局に記憶させていくのです。お局への対応もきちんと挨拶や敬語の使い方は勉強していきましょう。お局は一目置かれていることは嬉しく思う生き物だと考えるのです。フリだけでも尊敬していると思わせておくのです。

対策③上司を味方に付ける

何かあったときお局に肩入れせず依怙贔屓しない上司であれば、お局とのトラブルは相談してみるのも対処法の一つです。ただし、あからさまに自分のミスをかばわれるのはかえってお局に目をつけられるようになります。分別つく叱り方や指示を出してくれる対応をきちんとお願いしておくのも対策です。対策と対処法の色々な引き出しを用意しておくのです。

対策④仲良くしているフリをする

関わると面倒なお局ですが、あえて仲が良いと思わせるのも対処法です。お局に華を持たせ一目置いてやるのです。すごいですね、ステキですね、さすがですね。この三つの言葉、3S(スリーS)である程度乗り切れます。お局がプライベートを開示してきても自分の事はベラベラ迂闊に話をしない事です。いつ何時他人に話される事やらわかりません。信用は禁物です。

こうやっていくつかの対策をとっておくとお局からの嫌がらせやいじめを逃れることにもつながります。社会に出ていると嫌な人と全く関わらない事はできません。うまく付き合う、あしらう事ができるように先に対策を考えておく事は大切です。

お局との上手な付き合い方

あえて頼ってみる

お局は尊敬されるの事も好みます。この性質をとってうまく扱うのも対処法の一つで、あえて職場で頼るのです。支障がないようにこちらの都合がいい場合だけと限定しておく方がいいです。

過去の仕事の大変さなどを聞く

職場での業務は色々な進歩により日々変化するものです。長く勤務しているということはそれらの変化をなんとかこなしてきているわけです。お局が頑張ってきた過去の武勇伝を聞いてあげると喜ぶこともあります。聞く姿勢は尊敬のフリを忘れずに。意外に役に立つ話があるかもしれません。話を聞くときは否定はしてはいけません。聞いてあげるのも対処法です。

お局より目立とうとしない

お局は自分より目立つ存在をとにかく毛嫌いしはじめます。若い、美人、可愛い、仕事ができるとそんな女性は目立ちます。必ずといっていいほど潰しにかかってきます。出る杭は打たれる、どころかその前に鋭い嗅覚で嗅ぎつけて手をうってくるかもしれません。ちょっと抜けているおバカちゃんを演じるのも賢いやり方です。

機嫌が悪そような日はなるべく近づかない

毎日機嫌が変化するのはお局ならではです。ただでさえ女は気分の生き物だということを忘れないようにしましょう。女は朝の挨拶で機嫌が読み取れるほどあからさまです。挨拶の雰囲気でその日の機嫌を察知し、機嫌が悪いときはくわばらくわばらです。必要最低限の関わりにするようにします。

普段から対策してお局と良い関係を築こう

お局から受けた事でこちらが嫌な気分になるのはすべて嫌がらせやいじめのようなものです。しかし、社会へ出ていれば人間関係はどこでも何かしら問題はあるものです。できるだけ面倒くさい人やお局を上手くかわし、扱いができるようにしていきたいものです。そのためには最低限度の大人のマナー、挨拶、そして言葉使いには日常から気を付けていきましょう。

職場での環境が少しでもよいものになると毎日の暮らしがその分楽しくなってきます。明るい毎日のために、お局とはうまく付き合う。何かあってもできるだけ揺るがない自分を心がけておくのです。巻き込まれず、振り回されない自分です。皆さんの心がいつも穏やかになりますように。

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