嫌われるのが怖い人の特徴とは?嫌われる恐怖を克服する方法も紹介!

嫌われるのが怖いと感じるのは誰でも同じです。

とはいえ嫌われるのが怖いと感じ、自分を抑えながら生活していると最悪日常生活に支障をきたす恐れもあります。では、どうしたらいいのでしょうか。嫌われるのが怖い人の特徴と嫌われるのを恐れない方法をご紹介します。

目次

あなたは人から嫌われるのが怖いですか?

人から嫌われるのが怖いと思うのは誰もが持ちうる普通の感覚です。嫌われるデメリットを経験していればなおさら不安になるのも仕方ないこと。 しかし、その傾向が強すぎると人と関わることが難しくなり、最悪の場合日常生活すら困難になってしまうこともあります。 その一方で人から嫌われていてもそんなのどこ吹く風と堂々としている人もいますよね。その違いはなんでしょうか?今回は、人に嫌われるのが怖い原因と対策をご紹介します。

嫌われるのが怖いと感じる人の特徴

嫌われるのが怖いと思うのは誰にでもありえることですが、その度合いは人によって大きく違います。好きな人に嫌われたくないと思うのはもちろん、どうでもいい人からも嫌われるのが怖いと感じている人は、要注意かもしれません。 日頃から人に嫌われないようにと過ごしている、人に嫌われるのが怖い人には特徴があります。あなたにも当てはまっていませんか?

特徴1:仲間外れにされたくない

友人間で嫌われたときにまず考えるのは、 仲間外れにされることではないでしょうか。思春期のころにありがちな出来事のため思いあたる人も多いでしょう。 この特徴の人は過去に仲間外れにされてつらい思いをしたり、仲間外れになった人の姿を見てああなるのは嫌だと強く感じたのかもしれませんね。 遊びに誘わない、自分のSNSの投稿にだけ反応しない、LINEのようなコミュニケーションツールで自分を除いたグループを作っているなど仲間外れのされかたは多岐にわたります。

たしかに嫌いな人を仲間外れにすることで排除する人は一定数存在します。ですが、実際は理由は別にあり、わざと仲間外れにしているわけでもあなたが嫌いなわけでもないこともあるのも事実です。 しかし嫌われるのが怖い人は、過去の経験から「仲間外れにされたのは嫌われているからだ」「嫌われたら仲間外れにされてしまうんだ」と思い込んでいるのです。

特徴2:自分の意見を言わない

嫌われるのが怖い人は他人に同調し、自分の意見を言いません。自分の本当の意見を言うことで注目を浴びて、相手に嫌われるリスクを避けているのでしょう。 自分の考えを主張するのにはさまざまなリスクがともないます。人はそれぞれ考えを持っていますから、考えが合わずぶつかることもあるでしょう。どちらが悪いわけでもありませんが、それがきっかけで仲違いしてしまうこともないとはいえませんよね。 そのためたとえ自分に不都合のあることでも、嫌われるのが怖い人は自己主張を避け反対することもできないのです。

特徴3:他人からの評価を気にする

自分の価値が他人の評価によって決まると考え、他人の評価を気にする人は嫌われるのが怖い人といえます。 この特徴のある人は他人を基準にコミュニケーションをとっているため、人に褒められ認められれば自分には価値があると感じ、嫌われたり拒絶されれば価値がないと思っているのです。 他人の評価がすべてになっているため相手を問わず嫌われたくない、嫌われたらおしまいだとまで感じ、嫌われるのが怖いと苦しんでいます。

特徴4:八方美人

誰にでもいい顔をする、八方美人な人も嫌われるのが怖い人の特徴でしょう。自分に好意的な人を嫌う人はいませんから、相手に合わせて振る舞うことで自分が嫌われるのを回避しているのです。 八方美人の人は一見いい人に見えますが、嫌われるのが怖いというのが根本にありますので、基本的に拒否や否定をせず相手に同調して過ごしています。そのため自分の意見はなくその場その場で都合よく振る舞う形になるため、信用が出来ないと不信感を感じられてしまう場面も。 嫌われるのが怖いあまり、明らかに利用されている場合でもいいなりになってしまっている人も少なくないでしょう。

人から嫌われるのが怖いと感じる原因は

人から嫌われるのが怖いのは過去の出来事により傷ついたことが原因だったり、幼いころからの刷り込み、もしくは思い込みによるものがほとんどです。 根本から解決することはできなくても、原因を知れば対策がみえてきます。嫌われるのが怖いと感じるのには具体的にどんな原因があるのでしょうか。

原因1:過去にイジメに遭ったことがある

イジメは一度でも経験すると悪いほうに人生が変わってしまうこともあるほど影響の大きい出来事です。 過去にいじめられたことのある人は、その苦しい経験から人に嫌われることを非常に恐れます。嫌われるということは悪意を向けられる可能性が高くなりますから、また同じようにいじめられてしまうと考え、嫌われるのが怖いという思考になるのです。 実際のイジメのターゲットは嫌われもの以上に「なんとなく」程度で選ばれていることが多く、嫌われているだけが原因ではないのです。ですが、心は過去のイジメの経験を人に嫌われるのが怖いという思いとして残しているのです。

原因2:トラウマがある

仲良くしていた友人や信頼していた恋人にある日突然裏切られ、傷ついた経験が嫌われるのが怖い原因になっている可能性もあります。 裏切られたのは自分が悪いことをしたから、嫌われるようなことをしたからだと考えて、結果人に嫌われるのが怖いと考えています。 なぜ相手が裏切ったかなどただの想像にすぎませんが、そのような「相手に嫌われたせいで傷ついた」と考えられるトラウマがいまの「人に嫌われるのが怖い」という思考につながっているのでしょう。

原因3:嫌われてはいけないと思っている

イジメもトラウマもない場合、もしかしたらあなたは人に嫌われてはいけないと無意識に思いこんでいるのかもしれません。 親に人に好かれる人になるようにいわれていた人もいるでしょうし、メディアなどでもやはり好かれる人が持ち上げられますよね。逆に嫌われている人は価値がないかのようにさげすまれているのをみているのも原因になっているでしょう。 現実的にはいい人だから万人に好かれることも、悪人だから万人に嫌われることもありません。人に嫌われることは仕方のないことであり、一概に悪いこととはいえないのです。 しかし昔からの刷り込みや世間の風潮によって、嫌われるのはよくないことだと考え、人に嫌われるのが怖いという思いになっている可能性が高いでしょう。

原因4:自分に自信がない

自分に自信がないことも嫌われるのが怖いと感じている原因になっています。 自信がある人は他人がどう言おうが嫌われようが関係なく前進していきます。多少嫌われるたところで自分に大きな影響はないことを知っているのです。 しかし自分に自信がない人は、他人の評価に依存するため人に嫌われると自分には価値がないと落ち込みます。人から好かれることで自分を保っていますから、嫌われるのが怖いと感じるのも当然だといえます。

原因5:見捨てられるのが怖い

嫌われてしまったら自分が見捨てられてしまうと思っているのも、嫌われるのが怖い原因でしょう。 過去に身近な人に見捨てられたか、そう感じるような出来事があったのかもしれませんね。この特徴のある人は依存心が高く、自分のことよりなにより他人を優先して行動します。 見捨てられる不安が大きく、嫌われることで自分のよりどころがなくなるのを恐れているのです。

「嫌われても平気な人」の気持ちとは

人から嫌われることを気にしないためには、割り切る気持ちが必要です。人から嫌われても平気な人は、誰かに嫌われるのは当然のことだと割り切っています。そのため、相手に嫌われても「嫌われてるな」程度にしか思いません。 人に嫌われることで自分の価値や能力は揺らぎませんし、相当な権力者でもない限り損することもないと理解しているのです。 しかし勘違いしてはいけないのは、気にしないからといって嫌われたくないという考えが存在しないわけではないこと。そこは嫌われるのが怖い人と同じです。嫌われないに越したことはないけど、自分の気持ちを大切にし己の意見を主張する以上は仕方のないことだと捉えているだけなのです。 嫌われても平気な人も、嫌われるのが怖い人と同じ思いを秘めています。だれでもできることだとはいいませんが、割り切ってしまえば嫌われるのが怖い人でも嫌われても平気な人になれる可能性は十分にありますよ!

嫌われるのが怖いと感じなくなる方法

人に嫌われたら傷つきますし、嫌われるのが怖い人は嫌われていると感じた瞬間悪いことが起こるのではないかと不安になるでしょう。しかし大抵思っていたような悪いことは起きませんし、ましてや死ぬこともありません。 嫌われたのはたまたまあなたとは合わなかっただけ。人に嫌われたくない、嫌われるのが怖いからといってわざわざ相手に好かれるために接触しに行く必要はありません。必要がなければ無理にかかわらなくてもいいんです。 誰かが誰かを嫌っているなんで当たり前にある日常です。人から嫌われるのは実はそんなに怖いことではないのですよ。

方法1:すべての人に好かれるのはありえないと知る

あなたの周りにいる人のことを考えてみてください。全員のことが平等に好きですか? 「嫌いではないけど好きというほどでもない」「なんとなく苦手意識がある」そう感じる相手もいるはずです。ですが、あなたが好いていないその人たちは悪い人なのでしょうか。少なくとも、全員が悪い人ではないでしょう。タイミングや相性の問題で距離があるだけなのではないですか? あなたが平等に人を好きになれないように、ほかの人も全員を同じように好きになるなんて不可能です。嫌われるのが怖いから好かれるように振る舞っても、どこかで必ずあなたを嫌う人がでてきます。それは個々が異なる思考を持っている以上自然なことであって、あなたが悪いわけでも相手が悪いわけでもないのです。

方法2:自分を好いてくれる人に目を向ける

自分のことを好いてくれている人に目を向けていますか?嫌われるのが怖い人は、自分を嫌っている人に意識を向けすぎている可能性があります。 あなたを嫌っている人に目を向けているうちは、あなたは幸せになれません。前にも言った通り、万人に好かれるのは不可能なのです。あなたを嫌っている相手に時間を使うなんて時間の無駄です。

誰もが誰かに嫌われながら生きています。ですが全員に嫌われることもまたありえないのです。どんなにいい人だって嫌う人はいますし、犯罪者だとしても好きだという人もいます。人の好き嫌いは理屈だけではありません。 だったら、あなたのことが好きだといってくれる相手に時間を使いましょう。たとえあなたを嫌う人がいても、見方を変えればあなたはいつでも心地よい時間を過ごすことができるのです!

方法3:マイナス思考にならない

自分に自信がないと自分が人より劣っていると感じてネガティブな思考に偏りがちになります。嫌われるのが怖い人は相手の反応ひとつひとつを深読みして一喜一憂していることでしょう。ですが人の気持ちなんて他人にはわからないのです。 嫌われるのが怖いからと自分を卑下し、人のご機嫌をうかがっても本当にあなたを大切にしてくれる人と出会えることはありません。本当に自分を大切にしてくれる人を見つけたければ、いい人のふりをした都合のいいひとになるのをやめましょう。 嫌われないようにと振る舞わなくても誰にでも同じ態度で平等に接していれば、あなただけが特別嫌われやすいことはないのです。その態度によってあなたが好きだと思う人と嫌いだと思う人がいる。それでいいのです。そしてそうしてあなたを好いてくれた人は、きっとあなたを大切にしてくれるでしょう。

人から嫌われる事を気にしないで過ごしたい

人から嫌われることを気にしすぎると何をするにも人に気を使い、どんどん人と接するのがつらくなっていきます。他人を優先するあまり、自分を雑に扱っていることに気付きましょう。 仕事でも気を使いすぎて忙しそうな上司に声を掛けられず仕事に支障をきたしたり、仕事を押し付けられても断れず、本来不要な残業を強いられることもあるでしょう。 恋愛においても嫌われるのが怖い一心で、いつの間にか相手のいいなりになっているかもしれませんね。

嫌われないようにと振る舞うのは、都合のいい人になることと同意です。都合のいい人としてだれかに好かれることに意味があるのでしょうか?そうして振る舞うことでできたあなたのことが好きな人は、あなたを大切にしてくれますか? 他人にあなたを幸せにすることはできません。自分自身を幸せにできるのはあなただけです。他人の基準でコミュニケーションを取り、嫌われないように生きることはあなたを幸せにしません。 何度もいっている通り、どう振る舞っても必ず誰かには嫌われるのです。だったら人に嫌われるのが怖いと思うよりも嫌われることを気にせず、自分のためにコミュニケーションを取っていきましょう。

嫌われる恐怖の克服は自分を大切にすることにつながる

生きていれば必ず誰かに嫌われてしまいます。嫌われるのが怖いと避けられないことに抗って自分を傷付けていませんか? 人に嫌われるのが怖いと思っていてもいいのです。それが正常なのですから。ですが、他人のために自分を偽るのはやめましょう。人に嫌われても死にませんが、自分を抑え込み続ければあなたの心は死んでしまう可能性があります。 身近な人から少しずつ、自分を出していきましょう。人は鏡です。自分を大切にできる人は、周りからも大切に扱ってもらえます。どうでもいい人に人に嫌われるのなんて気にならなくなりますよ。

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