43歳は、人生の中間地点とも言えます。
結婚している人が多い中、独身の人にとっては、結婚も視野にあるのではないでしょうか。独身の方は、結婚したいと思いませんか?これから先の人生を考えてみましょう。43歳のリアルな現状を仕事も含め多方面から考察し、ご紹介していきます。
43歳からの人生設計を考えよう
女性の平均寿命が87歳なので、43歳という年齢は、ちょうど人生の中間地点です。これから人生後半を歩んでいくことになります。ある意味43歳の方にとってのターニングポイントにもなる年齢ですので、一度立ち止まり、今後の人生設計を考えてみましょう。 43歳となると女性の約7割の方が結婚しているとのデータがあります。しかし、独身女性にとっても43歳という年齢は、結婚や妊娠を考えた時に、可能かどうか悩む年齢ではないでしょうか。43歳で独身の方は、結婚や妊娠を望んでいませんか?正直に自分に問いかけてみましょう。 43歳という年齢により妊娠の確率も低くなる中、まだ可能性はあるのです。仕事優先で生きてきたあなたも、一度これからの人生を考えてみましょう。43歳で結婚できる女性の特徴もご紹介しますので参考にしてください。
43歳の年収のリアル【男女別】
43歳ともなると、会社でも管理職に就いている人が多くなる年代です。それによって、責任ある仕事を任されたり、新人と上司の橋渡し役など、マルチに仕事ができる立場でもあります。 しかし、その反面、会社の役職にも就けずに周囲の同年代の活躍の陰に、辛い思いをしている43歳の平社員の存在も無視できません。当然係長や課長などのポストに就いていない人は、年収も低くなってしまいます。 一体43歳の人の年収は、どれくらいなのでしょうか。収入の格差は自営、会社員のみならず、男女間でも大きいことに驚くかもしれません。当然ですが、勤務している会社の規模によっても、年収に大きく差が出てきます。
43歳男性の平均年収は620万円・年収中央値は580万円
43歳男性の平均年収が620万円と聞いて、どのような感想を持つでしょうか?意外と低い、自分よりは高いのでがっかりしたなど、人によって受け止め方が違うのも当然です。 平均年収は一部の高額年収者が額を引き上げているので、実感としては年収の中央値の580万円が、現実的に43歳の年収に近い印象を持つかもしれません。年収は、年齢よりも企業の事業規模、大企業か中小企業か、役職に就いているかなどによっても大きく変わります。 また、インフラ関係、金融、保険業界は一般に年収が高いようです。会社に就職したら、自分の努力だけでは年収を上げることもできないのが、現状ではないでしょうか。
43歳女性の平均年収は462万円・年収中央値は400万円
上記の男性の年収に比べて、女性の年収はかなり低いことがわかります。具体的に数字で見ると、平均年収で男女の違いが200万円と差が大きいことに、納得できない思いの女性も多いのではないでしょうか。では、なぜこれほどまでに43歳の人の年収には男女の開きがあるのでしょうか。 就労している業種により給料に開きが出ていることもあるでしょう。たとえば、男性が多い建設関係の仕事は給料が高い傾向にありますが、女性の就労比率が低く、女性は事務などの給料が低い職種に従事していることが多いのも要因でしょう。 また、女性は男性に比べ管理職の割合が低く、全管理職に占める女性の割合が11%であるとのデータが出ています。管理職になると一般の社員よりも給料が高いのは、もちろん、ボーナスも2倍近くになる企業も多いようです。そのため、管理職が少ない女性は年収が低くなるのも当然です。
43歳からの仕事への向き合い方4個
43歳にもなると、会社勤めをして勤務経験が20年近くと長い人もいるでしょう。また、転職を重ね、自分のキャリアを積んできた人もいるでしょう。今の仕事にやりがいを感じていますか? 自分が思い描く将来を今の仕事に望めずに、最後のチャンスと捉え転職や別の道を検討している方もいるかもしれません。慎重にあなたの気持ちに向き合い、悔いのない選択をしてください。43歳からの仕事への向き合い方をご紹介します。
向き合い方1:今の仕事について自問自答してみる
あなたは、今の仕事をこのまま続けていこうと考えていますか。多少の不満はだれでもあります。これからも長い時間かかわる仕事は、あなたの人生をも左右する重要なものです。真剣に自問自答する必要があります。あきらめにも似た感情を抱えながら、このまま敷かれたレールに乗り定年を迎えても悔いは残りませんか。 今一度、自分の答えを整理してみましょう。43歳では、仕事の不満があるからと言って、すぐに条件の良い会社に転職できる可能性も低くなる傾向にあります。年収に関しても、今の年収を上回る会社への転職は難しいとされています。 しかし、仕事への不満を抱え、悶々としながら定年退職まで勤務するのも辛いものです。最後のチャンスと割り切り、転職に踏み切るのもいいでしょう。43歳のあなたは、リサーチを慎重にしてから行動に移すべきです。
向き合い方2:仕事にやりがいを見つける
あなたが今の仕事を続けている理由は何ですか。やりがいもあり、不満もほぼなく仕事をしているあなたは恵まれています。嫌なことばかりだけれども、就労条件がいいので続けている、周りのメンバーに恵まれているから続けられるなど人にはそれぞれ仕事に対しての思いがあります。 毎日似たような仕事を繰り返し、やりがいを感じない仕事だと割り切っている方も多いのではないでしょうか。しかし、それだけでは少し寂しいと思いませんか。どんな仕事でも、自分次第でやりがいを見つけることもできるのです。 たとえば、毎日、数字ばかり眺めている経理の仕事にやりがいを感じないとしたら、少し視点を変えてみましょう。経理は、従業員の給料に関わる大切なポジションです。しかも、お金を扱う部署なので、信頼がなくては任せてもらえません。視点を変えて、あなたも仕事のやりがい探しをしてみましょう。
向き合い方3:常にスキルアップを心掛ける
43歳にもなると仕事に対しても、新しいことを吸収する機会も減ってくるかもしれません。転職をした場合は別ですが、同じ会社で部署も変わらずに勤務している人にとっては、余計に毎日の仕事が単調で刺激のないものに感じられるでしょう。 しかし、そこで淡々と毎日の仕事をこなすだけでは、進歩がありません。43歳の人には、仕事に対して気持ちの余裕もあるはずです。そこで常に向上心を持ちスキルアップを心掛けましょう。 同じ仕事をするにしても、人よりも少し何か工夫し、与えられた仕事に付加価値をつけて仕事をこなすくらいの気持ちを持ちましょう。そのためには、常にアンテナを張り、仕事以外の時間も勉強したり、資格を取ったり、自分の価値を高める努力も必要です。
向き合い方4:不満ばかりの仕事に見切りをつける
仕事に満足していて、やりがいを感じている人は、そんなに多くないような気がします。どこかで仕事だと割り切り、折り合いをつけて仕事をしているのではないでしょうか。しかし、仕事に向き合う時間も長いのです。そのような仕事への向き合い方は、虚しいものです。 これから先の人生も仕事に関わっていく中で、ここで立ち止まり、このままでいいのかどうか自問自答してください。そして、その答えが、「このままでは納得できない」との結論に至ったら、勇気を持って不満ばかりの仕事に見切りをつけることも大事なのではないでしょうか。 43歳は、転職する際も、新しい仕事を始める際にも、まだ間に合うぎりぎりの年齢であると言えます。当然ですが、定年退職も視野に入る、50代に近づくほど転職のリスクも高くなります。まだ43歳のあなたには、ここで勇気を持って、次のステップに進む道もあるのです。
43歳で結婚できる女性の特徴5個
年齢とともに女性も結婚できる確率がぐんと下がってきます。43歳の女性にとって結婚へのハードルは高いとも言えます。しかし、チャンスはあるのですから、結婚したいと望んでいるのならば、結婚のチャンスを引き寄せられるように、変わる必要もあるでしょう。 43歳で結婚できる女性の特徴をご紹介していきますので、ヒントにしてください。そこから、あなたなりの方法で結婚へのチャンスをつかんでみましょう。
特徴1:身だしなみに気を使っている
43歳で結婚できる女性は、身だしなみやおしゃれに気を使っています。だからといって、若作りしているわけでもなく、さりげない大人のおしゃれを心掛けています。やはり、第一印象は、その人の身だしなみによっても大きく左右されるので、気を使うべきです。 また、清潔感のあるきちんとした身だしなみには、その人の生活態度が表れているものです。「身だしなみに気を付けている人は、きちんとした生活をしているはず」との好印象を与えます。 43歳で結婚できる女性は、細かいところにまで気を使い、さりげなくお手入れされた爪や、きちんとケアされた髪の毛など美意識が高い人が多いです。外見に対して、派手さはなくても品よく、素敵に自分を見せることができる人です。
特徴2:精神的に余裕がある
精神的に余裕があり、大人の落ち着いた魅力がある女性は、43歳の年齢にも関わらず結婚できる人が多いようです。若い人が持っていない心の余裕が、周囲も魅力的に感じるのでしょう。 また、精神的余裕は、周囲に対しても、気遣いとなって表れ、細かいところまで目が届き一目置かれる大人の女性との印象を与えます。さりげなく周囲の人に手を差し伸べることができるので、信頼もあるのです。 43歳で結婚できる女性は、たとえ結婚したいと思っていても、焦りを感じさせません。自分の気持ちに上手に折り合いをつけて、気持ちもコントロールできる人なのです。
特徴3:知的な雰囲気を持っている
43歳で結婚できる女性は、向上心があり、努力して積み上げたキャリアがあります。しかも、仕事に対して情熱を傾けてきた人が多く、資格を取得したり、習い事をしたりしながら、人よりも優れたスキルを持っています。 そうした部分が、知的な雰囲気を醸し出しています。知的な雰囲気は、長年の努力や向上心が作り上げているのかもしれません。 頼りになる知的な女性は、43歳であっても、魅力的です。年齢を重ねても知的な部分が感じられない人は、それまで歩んできた人生も、きっと楽な道を選んできたのだろうとネガティブに想像されてしまいます。
特徴4:経済力がある
43歳で経済力がある女性は、自立できており精神的にも余裕があります。仕事に邁進し、満たされた日常生活を送っているので、ポジテイブな印象を与えます。 43歳の働く経済力がある女性は、知的好奇心を満たすもの、自分の楽しみや趣味にはお金を惜しみなく使う傾向があります。これが主婦だったらそうもいきません。 仕事をバリバリこなし、人生を楽しみ、経済力を持っている女性は、年下の男性から好意を持たれることも多く、そのまま結婚へと進むことも多いようです。
特徴5:女性としての魅力を失っていない
43歳で結婚できる女性には、やはり女性としての魅力を失っていない人が多いです。女性としての魅力は、男性から結婚したいと思われるには大切な要素です。 いくつになっても女性として、外見、内面ともに魅力的な人は、年齢を感じさせません。年齢を超越した魅力があれば、男性からのアプローチも多くなるはずです。 また、大人の部分だけでなく、可愛らしい部分も併せ持っている人が結婚しやすいと言えるでしょう。知的な部分だけでなく、大人の中にある可愛らしさも男性を引き付けるのです。
43歳の妊娠・妊活のリアル
子供を望む43歳の女性にとって、妊娠や妊活は、ゆったり構えていられない厳しい現実があります。しかし、40代で出産する人も増えています。その背景には、不妊治療の力が大きく関わっているからです。では、43歳女性の妊娠・婚活について見ていきましょう。
妊娠の壁は高いのが実情
43歳のあなたが、妊娠を望んでいるとしたら、妊娠への厳しい現実を受け止めて行動に移すべきです。若かった頃のように自然妊娠をする確率も低くなり、43歳の生殖機能は、これから閉経へ向かう前段階でもあるのです。 そのため卵子の数も減少し、卵子の質も年齢により劣ってきています。つまり肝心の卵子の生殖能力が低い状態なのです。43歳で自然妊娠する確率は7~8%とも言われています。 43歳の女性にとって、妊娠はかなりハードルが高いのも事実です。しかし、妊娠の可能性はまだ残されていますので、パートナーと話し合い、厳しい現実を受け止めて、不妊治療に挑戦するのも、一つの選択です。いずれ妊娠は難しい状況でもあるので、早めに行動に移した方がいいでしょう。
妊活は心身ともにハード
43歳女性が妊活に入る前に、まずは体の生殖機能をチェックすることが必要です。43歳と年齢だけで判断できない生殖機能には、個人差があり、人それぞれ妊娠できる可能性が変わってきます。 実際、自然妊娠が難しい43歳の女性が妊活をし、不妊治療を行ったとしても、妊娠、出産までこぎつける確率も低いのが現状です。不妊治療で妊娠できるタイムリミットが43歳であると言っている医師も少なくありません。女性にとって、43歳は、妊娠へのラストチャンスと言ってもいいかもしれません。 しかし、不妊治療には莫大な金額がかかるだけでなく、不妊治療の人工授精や体外受精を試みても、43歳の女性の妊娠できる確率はかなり低いようです。また長期的に不妊治療に取り組む人が多い中、心身への負担も大きいので、パートナーとの良好な関係も重要です。
43歳のあなたに待ち受ける未来とは?
43歳の今のあなたは、どのような未来を望んでいますか?独身か結婚しているかによっても、あなたを待ち受ける未来は大きく変わってきます。待ち受けているであろう未来を何となく想像できても、大切なことは、自分の未来を望む形に近づけていくことです。 社会的にも高齢化が進んだり、年金制度が変わったりと待ち受ける未来は、現在とは大きく変わってくるでしょう。
仕事面から見た待ち受ける未来
43歳のあなたが、今の仕事をこのまま続けていくのであれば、いずれ定年退職を迎えます。しかし、今後は定年退職年齢が引き上げられる可能性も高く、退職後の生活は、現在の年齢よりも先になりそうです。 また、年金問題の状況から、これから先は、70歳くらいまで仕事を続ける人も増えるのではないでしょうか。そのために、たとえ定年退職を迎えても、自分なりに望む仕事に就けるようなスキルを今から身につけておく方がいいでしょう。 43歳の人は、定年まではまだ、時間もあり更なるスキルを身に付けて、未来に備えるための十分な時間もあります。あなたを待ち受ける未来が、希望に満ちた未来になるように今から、あなたにできることを実践していきましょう。
家庭面から見た待ち受ける未来
家庭面から見た未来は、独身か結婚しているかによっても大きく変わります。また、これから結婚する人、その逆で離婚する人もいるでしょう。待ち受ける未来を想像するのは、なかなか難しいとも言えますが、未来に備えての心の準備をすることも将来的な安心につながります。 結婚している人は、子供が手を離れ夫婦2人の時間が増えてくるでしょう。子供中心だった生活から2人だけの生活へと変わり、夫婦のあり方を見直す時期が来るでしょう。また、独身のままで生涯終わりそうな人は、それなりに1人で生活できるプランを考える必要がありそうです。 将来的に、1人暮らしの高齢者が増えるので、シニアマンションやシニアシェアハウスも増え、今より1人暮らしのライフスタイルが多様化するのではないでしょうか。
43歳の大切な時期を無駄にしない
43歳の主に女性について、仕事や結婚、妊娠などについて述べてきました。独身の女性にとっては、43歳という年齢が特にターニングポイントになるのです。 結婚に年齢は関係ありません。その先の妊娠まで考えているのであれば、43歳はあなたにとって、決断すべき時なのかもしれません。妊娠に適齢期はあるのです。妊娠を望む女性にとって、43歳は、ラストチャンスかもしれません。 43歳の年齢を、これから先の人生を考える上で無駄にできない大切な時期と捉え、行動する勇気も必要です。