おせっかいな人は、厄介がられることが多いです。
おせっかいをする方の気持ち、おせっかいをされる方の気持ちなどここで見ていきます。また、おせっかいに対しての対処方法に関しても説明していきますので、周りにおせっかいな人が居れば、参考にしてみてください。
おせっかいな人の特徴
おせっかいな人は、世の中にたくさんいます。しかし本人がそれに気づいていない事も大半であり、周りの人間が嫌な思いをしているなどと感じてはいないです。
おせっかいな人には、どのような特徴があって、おせっかいをどのように対処してけばよいのか、ここで方法などを詳しく話していきますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
おせっかいなおばさん
おせっかいと言えば、「おばさん」と言うイメージがあります。イメージだけではなく結構おばさんがおせっかいなことが多いのではないでしょうか。
しかし、おばさんのおせっかいは意外と役立つことも多くあります。おせっかいなおばさんが周りにいることで、助かったと言う経験もあるのではないでしょうか。
おせっかいなおばさんの特徴は、自分の経験から行動することです。この経験を活かしておせっかいをしてくるので、案外ためになることも多くあります。
経験や、年の功がおせっかいの基本になっていると考えてください。
おせっかいな友達
友達におせっかいなことをされると、どうしてもイラッとしてしまいます。友達だからこそ、関係が近いからこそイラっとします。おせっかいな友達は、自分のことを棚に上げておせっかいをする傾向が強いです。
また、友達だからこそと言う気持ちでおせっかいをしてきます。本人は人の迷惑など考えているわけではなく、良かれと考えておせっかいをしてきます。友達の場合は、臨機応変に対応していく方が良いでしょう。
さらに、友達ということで自分の方が長けていることを主張したいがためにおせっかいをする人もいますので、注意が必要です。
おせっかいな上司
おせっかいな上司は、自分の方が確実に仕事ができるため何かと口をはさんで世話をしてきます。 おせっかいな上司がいることで、部下は思うように仕事ができない事もありますが、上司に対しては対応が難しく結果的に従うことになるでしょう。
おせっかいな上司の特徴として、意外に感じられると考えますが、家庭などで必要とされていない上司は部下に必要以上におせっかいをしてくる場合もあります。とても厄介なおせっかいと言えるので、時には自分の意見を言うことも必要です。
おせっかいがうざいときの対処法
おせっかいな人は、良くしたもので何度断ってもしつこく接してきます。さらに、機嫌をそこねてしまえば、攻撃に変わることもありますので非常にやっかいです。
やんわりと対応することで、回避することができる場合や回避できない場合もあります。ここからは、おせっかいな人への対処方法をいくつか紹介していきますので、参考にして実際行動してみて試してみましょう。
迷惑だと言ってみる
おせっかいな人に対して、「迷惑だ」と伝えるのも一つの方法です。おせっかいをしてくる人には、ほとんど悪気がない事が多いです。
相手は良かれと考えて世話をしてくるので、こちらがはっきり気持ちを伝えなければ、おせっかいは続きます。
少し気持ち的には自分も嫌な感じになると考えますが、しっかりはっきりと気持ちを伝える事も時には必要ですので、頑張って迷惑だと伝えてみましょう。
意外とはっきり伝えることで、相手も気持ちよく引いてくれることもあります。
一歩引いてみる
おせっかいな人ほど、グイグイ人のテリトリーに入ってきます。それに合わせてこちらもグイグイと対抗していては、ただ疲れてしまうだけです。いらぬ世話をしてくる人に対しては、一歩引いてみるのも良い方法です。
少しだけでも自分が引くことで、相手がしているおせっかいが受け入れられたと感じ、世話自体が少なくなってくる場合もあります。 斜に構えて対抗するよりも、相手の懐に自分から入ることや、引いた感じで受け入れてみると関係もうまくいく事がありますので、挑戦してみましょう。
距離をおく
思い切って距離をおくことで、おせっかいなな人との関係を終わりにすることができます。これも方法の一つですが、距離を置いて関係を終わらせても良い人でしたら試してみる価値は十分あります。
おせっかな人ほど、執着心が強いこともありますので距離を置くにしても一気に離れてしまうのではなく、徐々に距離を置くようにしていきましょう。少しくらいのおせっかいは、こちらも受け入れることができますが度が過ぎたおせっかいは、精神的にも嫌なものになります。
距離を置き、様子をみて完全に離れることでストレスなどからも解放されます。
必要ないと言う
必要ないとおせっかいな人に伝えるのには、かなり勇気がいるものですがここははっきり「必要ない」と言ってみましょう。おせっかいな人は、こちらが黙っているとどんどん度を越えたおせっかいをしてきます。
そうなってしまうと、離れようとしてもなかなか離れらえることも難しくなり、受け入れ態勢から脱することが難しくなります。相手がどんな反応をするのか、どんな気持ちになるのか気がかりな面はいくつかありますが、必要ないとハッキリ伝えることで、相手も気づくことがあるでしょう。
隙をみせない
人に隙を見せないと言うことは、どのような場面でも大切なところです。家族や親友、気心知れた信頼ある関係を持っている相手だったら、自分の弱い部分や悩みなど隙を見せても構いません。
しかし、おせっかいな人に隙を見せるとどんどん厄介なことになっていきます。おせっかいな人は、どこから仕入れたのかと言うほど多くの情報を手にしています。周りを見渡し、自分に手助けができると考えれば、その人のところに行きアドバイスや世話をします。
本人にとっては、些細な手助けやアドバイスであっても、受け取る側にはただのおせっかいとしか印象に残りません。
うっとおしいとさえ思えるおせっかいを受けることが無いように、隙をみせないように振舞うことが大切です。困った時や悩み事などがあっても、顔や態度に出さず決しておせっかいな人には情報を与えないようにしましょう。
おせっかいな人の心理
何かと口を出してくる人、望んでいないのに勝手に口をはさんでくる人って周りにもいるのではないでしょうか。本人がまったく望んでいないにも関わらず、口や手を出してくる人を「おせっかい」といいます。
また、でしゃばった人と言われることもあります。おせっかいない人とは、できる限り関りを持ちたくないですし、もってしまったとしても何とかして厄介さから抜け出したいと考えます。
おせっかいな人の心理は、実際のところどのようなものがあるのでしょうか。ここでいくつか心理をみていきます。
気を引きたい
人の行動などよく見ているおせっかな人、自分勝手に自分が考えていることをアドバイスしたり、無理にでも直させたりしてきます。おせっかいなので、何の躊躇もしませんし気を使うこともめったにありません。
しかし本人には、不思議な事にまったく悪気がないです。さらに、本人には、意識の中ではおせっかいではなく人助けと言う意識が強く働いていますので、とてもやっかいです。
時には、勝手に世話をしてきているのに何らかの見返りを求めてくる場合もありますので、人によっては注意が必要です。見返りを求めてくる人に対しては、はっきり迷惑だと言う意思表示を相手にするようにしましょう。
他人を信用していない
おせっかいな人は、基本的に自分以外は信用していない傾向があります。例えば職場などで、仕事を任せることになった時には、何をするにしても口をはさんできます。相手が信用できないので、細かく確認するしかない状況になります。
相手は理解しながら仕事を進めていても、おせっかいな人は信じていないので、頻繁に確認しなければ自分の気持ちが落ち着きません。おせっかいの心理として、仕事などを任せる場合はかなり強めの監視をしてきます。
例えば誰でもできるような仕事内容であったとしても、必ず何かと口をはさんできますので厄介ですし、うっとうしいです。また、信用できるのが自分だけなのでとにかく何でも自分でやろうと考えます。
しかしこれは、責任感があるのではなく周りが見えなくなっていると考えましょう。誰も信じられないと言う気持ちから仕事がたまりにたまってしまう場合もあります。
人の話を聞かない
まったく人の話を聞かないことが特徴です。自分の意見や気持ちをおしつけるだけ押し付けて、後は知らん顔しています。される側としては、かなり不愉快ですし腹正しい場合もあります。
口が軽い
常に周りにアンテナをはっているおせっかない人は、それだけ多くの情報を持っていると考えましょう。おせっかない人ほど、人との係わりが大好きで話も大好きです。すべてのおせっかいな人が当てはまるとは言いませんが、大半は口が軽い傾向にあります。
誰にも話さないで欲しいと言われれば、しばらく自分の中でとどめておくものの、何かあれば違う人に話をしてしまいます。また、おせっかいな人に知らず知らず悩みなどを相談してしまっている事もあります。
聞き上手なので、ついついこちらも話をしてしまうのですが、本当は人に話すような内容ではないものも、おせっかいな人はつい話を漏らしてしまうことがあるので、できる限り親密な関係にならない方が良いです。
そもそも話が大好きで、人との係わりも大優先しているので、秘密などを誰かに話されたら多くの人がそれを知る事になります。とうの本人には、それほどの罪悪感がないので困ります。
良いと思っている
おせっかいをすべて良い事だと考えていることも特徴です。良かれと考えてと言う気持ちが一番にあるので、相手が拒否したり怪訝な態度を取れば好意を嫌がっていると勘違いして、攻撃的になる人もいますので、気を付けましょう。
常にリーダーでいたい
自分がいつも中心であり、リーダーでいたいと考えているのが、おせっかな人の心理にはあります。例えば、どこか出かけると言う話になった場合、頼まれてもいないのに勝手にプランを立て始める、みんなの意見は一応聞いても結局自分が良いと考えているプランを立てて従わせます。
おせっかいで、先に立って何でもやってくれるのは助かるのですが、あまりにも自己中心的な考えで周りを従わせようとする態度では、周りからも嫌われてしまいます。しかし、周りから嫌われている事など、これっぽっちも考えていないですし、皆が従い物事がスムーズに運ぶことで、自分のリーダーとしての価値を自分で評価して優越感に勝手に浸っています。
何も知らない人が見れば、テキパキと仕切って、仕事ができる人だと言う印象がありますが、おせっいな事を知っている人たちにとっては、とてもやっかいな人としか認識がありません。
おせっかいか診断するチェック項目
親切にしたいと考えて接しても、あいてにはおせっかいだと感じられてしまったら、とても悲しいです。
おせっかい度がどのレベルなのか、いくつかある質問の数でおせっかい度をみていきましょう。親切心から行ったことが悲しい結果にならないためにも、周りからはどのような印象があるのか自分のしたことがおせっかいと思われないためにも、ここでチェックしていきましょう。
- 何か気になりすぐに人助けをしたくなる
- 友達などの悩みを自分が解決しようとする
- 相手に大乗だと告げられても信じることができず世話をする
- 自分が手を貸してあげることで相手が良くなると考える
- 自分は周りからの評価は良い方だと考えている
- 誰よりも完璧なアドバイスが自分にはできる
- 自分があにもかもこなしていく事で完璧に仕上がる
- 周りの状況が常に気になる
- 人との係わりが大好きだ
- 計画などを立てて引っ張っていく事が生きがい
上記に自分がいくつ当てはまるでしょう。
おせっかいは長所か短所か
おせっかいは、相手によっても印象が違います。わざわざ教えてくれたことや、アドバイスしてくれたことを快く感じる人もいます。最初の良い印象だけでは、おせっかいも長所と言えますがこれも最初だけですので、何度もしつこくおせっかいをすると嫌われてしまいます。
また、自分の優越感を優先させたおせっかいは、間違いなく短所と言えますので、気を付けましょう。おせっかいが長所となるような態度や言動をしていけば、周りから頼られる存在になれます。
度を越したおせっかいは、厄介がられるだけです。相手に快く感じてもらえるように自分自身が世話好きだと感じる人は、少し距離を置きながら接していくようにしましょう。おせっかいは決して短所ばかりではありません。
おせっかいをやめたいとき
おせっかいな自分が、周りから疎まれていると感じられればおせっかいはやめることができます。基本的に、おせっかいな人は相手の気持ちを考えようとはしませんし周りからどのように思われているのかも考えません。
しかし、自分が周りから厄介がられていることなどを感じることができるのでしたら、おせっかいをやめましょう。
また、周りからの情報収集を控えてみるのも良い方法です。周りの情報に敏感にならないように意識していけば、いらぬ世話をすることもなくなります。どうしても気持ちを抑えることができない場合は、一息つき相手が本当に自分がするアドバイスや行動を求めてるのかを考えてみるのも良いでしょう。
おせっかいをやめるには、まず周りのことを考えることが必要です。
おせっかいな人との付き合い方
ここからおせっかいな人との付き合い方を少しお話していきましょう。おせっかな人にも良いところはありますので、最初から壁を作るのはやめましょう。こちらの付き合い方で良い関係を築くこともできます。
ママ友
ママ友の場合は、付き合いも結構長い期間となりますので、おせっかいな人だと感じたら距離をおき、あまり深い関係にならない程度で接していきましょう。必要以上に関係を持つのをやめることです。
上司
上司の場合は、おせっかいな部分を逆手にとって頼ってしまうのも良いでしょう。 おせっかいな人は頼られると喜びを感じることがあります。会社の上司では、大きなトラブルになっては会社での自分の立場もあやうくなります。
同僚
おせっかいな同僚では、ある程度関係があれば、はっきり気持ちを伝えてしまいましょう。伝えるにしても言葉を選び、相手を傷つけないように言うことが大切です。 同僚として仕事をしていくのですから、時にはライバルとして関係を持つのも必要です。
おせっかいな人間にならないために
自分がおせっかいな人間にならないためにも、日ごろからあまり周囲を気にしすぎることはやめましょう。そして時には自分よりも相手のことを優先させて、物事を考えているのも大切なことです。
