仕事もプライベートも楽しいことばかりではないのは当然です。
しかし毎日楽しくないと感じて、つまらない人生に嫌気がさしているようなら問題です。人生が楽しくない原因や、そう感じてしまう人の特徴などを紹介します。この記事を参考に、楽しくない人生を変えていきましょう。
人生が楽しくないと感じることはありませんか?
「毎日がつまらない」「人生が楽しくない」と感じた経験はありませんか?
最近はコロナ禍の影響もあり、何かと思うような活動ができないため、人生を楽しめていない人も増えているはずです。
楽しいことばかりではないのは、生きていく上で当然のこととも言えます。
しかし、楽しくないと感じることには原因があり、考え方を変えることで人生に楽しさを見出すこともできます。
人生を楽しくないと感じている人で、今の状態を変えたいと思っている人は、今回ご紹介する内容をぜひ参考にしてください。
人生が楽しくないと感じる原因を振り返る
人生が楽しくないと感じるのには原因があります。
人生を楽しいものにするためにも、楽しくないと感じる原因を考えてみましょう。
好きになれない仕事を続けている
人生が楽しくない原因としてまず挙げられるのが、好きになれない仕事を続けていることです。
社会人は、毎日多くの時間を仕事に費やしています。
生きている時間の大きな割合を占めているものが好きになれないのであれば、人生が楽しく感じられなくなるのも自然なことです。
中学生や高校生の場合は、学校生活が楽しくないと、同じように「人生が楽しくない」と感じやすくなるでしょう。
悩みを話せる相手がいない
人生に悩みはつきものですが、相談することができる相手がいると悩みは軽くなります。
もし悩みを話す相手がいないなら、悩みが深刻化して、人生を楽しくないと感じさせる原因になりかねません。
行動に移す前に悪い想像ばかりしてしまう
人生を楽しめない人の中には、実際に失敗したり挫折したりする前に悪い結果を想像してしまって行動に移せない人がいます。
良くない結果ばかり想像してしまって、行動する前に精神的に疲れてしまうのです。
将来を想像して、ポジティブな結果を思い描けるのなら問題ありません。
しかし、ネガティブなことばかり考えてしまうようなら、人生を楽しめなくなってしまうでしょう。
ネガティブな人の影響を受けている
自分自身がネガティブ思考に陥っていることだけでなく、周囲の人の考え方も、人生を楽しくないと感じる原因となります。
物事をネガティブに捉えるばかりで、発言も後ろ向きなものが大半を占める人が身近にいる場合です。
そのような人が身近にいると、ネガティブな考えに影響されて、自分も人生を楽しいと感じることが難しくなってしまうのです。
疲れが溜まっている
疲れが溜まっているときは、休日に遊びに出かけたり、友人に会いに行ったりする元気もなくなります。
疲れているために、楽しいと感じる機会が減ってしまうのです。
また、疲れが溜まって体調を壊してしまうと、前向きな気持ちになることも難しくなります。
疲れを溜め込んでいたり健康に過ごせていなかったりすることは、人生を楽しめるか否かに大きく影響するのです。
ストレスを解消する手段がない
ストレスを解消する手段がないことも、人生がつまらないと感じる原因です。
自分なりのストレス解消法を持っておらず、ストレスを溜め込んでしまう一方であれば、人生を楽しむことは難しいでしょう。
心から楽しめる趣味などを見つけて、上手にストレスを発散していくことが大切です。
人生が楽しくないと考える人に見られる特徴
次に、人生を楽しくないと感じてしまう人に共通して見られる特徴をご紹介します。
自分にも当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
自己評価が低い
人生を楽しめない人には、自己評価が低いという特徴があります。
自己評価が低いせいで「どうせ自分なんて」と考えてしまうため、積極的に行動することができないのです。
例えば、他の人が楽しそうなことをやっていても参加するのを躊躇したり、交友関係を広げることを避けたりしてしまいます。
自分では意図していなかったとしても、楽しいことから距離を置いてしまうことが多いので、人生がつまらないものになりやすいのです。
新しいことに挑戦しようとしない
新しいことに挑戦しようとしないことも、人生を楽しめない人の特徴です。
新しいことに挑戦すると失敗する場合もありますが、新鮮な経験をすることの喜びは大きいものです。
失敗することへの不安が先に立って挑戦することを避け続けている人は、日常がマンネリ化して人生の楽しみを感じにくくなります。
自分が何をしたいのか分からない
何か目標とすることがあって、達成するために努力をしたり、達成して満足感を味わったりすると、人生が充実します。
逆に自分が何をしたいのか分からず、目標のない生活をしていると、人生にむなしさを感じやすくなります。
むなしい人生を送っていれば、楽しいと感じることが少なくなるのは当然と言ってもいいでしょう。
単調な生活の繰り返しが続いている
同じような毎日が繰り返されるばかりで生活に刺激がないことも、人生を楽しいと感じられない人の特徴です。
例えば、毎日の仕事がルーチンワークばかりの社会人などが、これに当てはまるでしょう。
毎日が刺激的なのも疲れてしまうかもしれませんが、刺激のない日々を過ごしていると、人生が楽しいと思う機会が減ってしまうのです。
自分の感情を表に出さない
自分の感情を表に出すのが苦手というのも、人生を楽しくないと感じやすい人の特徴です。
不満があっても表に出さずに、我慢し続けていませんか?
そのように我慢を続けていると、ストレスが溜まって人生を楽しむことができなくなります。
プライベートが充実していない
社会人の場合、仕事が大変な状況であっても、プライベートが充実しているのなら、人生を楽しんでいるといえるでしょう。
高校生などの学生の場合なら、学校以外に充実感を味わえる場所があれば、人生を楽しむことができます。
仕事や学校をつまらないと感じていて、プライベートも楽しめていないなら、人生を楽しいと感じるのは難しくなるでしょう。
「人生が楽しくない」は考え方で変えていく
人生が楽しくないと感じてしまう原因や、そう感じてしまう人の特徴について解説してきました。
お気付きかもしれませんが、これまでご紹介した原因や特徴の中には、本人の考え方次第で変えられるものも含まれています。
どのように考え方を変えれば、人生が楽しくないと感じずに済むようになるのか解説します。
他人と比較して自分が劣っていると感じる
他人と比較して自己評価を下げてしまっている人は、他人と比較することを止めましょう。
「他人と比較することで自分のやる気を引き出せるタイプの人」なら、他人と比較することに意味がないとは言えないかもしれません。
しかし、「他人と比較して自分を卑下してしまうタイプの人」の場合、他人と比較することにメリットはありません。
他人と比較することなく、自分で自分自身の価値を認めることができるようになれば、人生を楽しめるようになるでしょう。
常に完璧でありたいと思う
常に完璧でありたいと思うこと自体は、悪いことではありません。
しかし、完璧でありたいと思う気持ちが強すぎると、完璧ではない現在の自分を否定する気持ちに繋がってしまいます。
自分を否定する気持ちが強くなれば、「人生は楽しい」と感じられなくなってしまいます。
そのため、過度に完璧を目指すことは止めた方がいいでしょう。
やる前からつまらないと考える
自分が未経験のことに挑戦して、新鮮な喜びを感じることは人生を楽しいと感じるために効果的です。
やる前からつまらないと考えて新しいことに挑戦せずにいると、新鮮な感動を味わうことができる機会がなくなり、人生を楽しみにくくなります。
仕事でもプライベートでも挑戦する前からつまらないと思わずに、とりあえず挑戦してみる姿勢でいることを心がけましょう。
なお新しい趣味を始める場合、楽しいと感じるためには、ある程度の経験が必要になることもあります。
最初は面白くないと感じられても、しばらくは続けてみることも場合によっては必要になります。
ただ無理をする必要はないので、どうしても自分に合いそうになかったら、潔く諦めて、次の何かに挑戦してみるといいでしょう。
自分が我慢すれば問題は起きないと考える
社会人の場合、仕事をする上で多少の理不尽に耐えなければならないこともあります。
学生の場合でも、本心では納得がいかなくても、先生や先輩の指示などに従わざるを得ないこともあるでしょう。
我慢を強いられる場面があること自体は否定しません。
しかし、我慢をすることを続けて「自分が我慢しさえすればいい」という思考に陥っている人は、考えを変えるべきです。
なぜなら、仮に我慢することで問題が起きなかったとしても、自分がストレスを感じることは避けられないからです。
ストレスが溜まる生き方をしていれば、人生を楽しむことができなくなってしまいます。
人生が楽しくないと感じた時にして欲しい行動
考え方を変えていけば、人生を楽しめるようになっていきます。
ただし、自分の考え方を変えるのも簡単ではありません。
そんなときは、これからご紹介する行動をとってみてください。
先に行動を変えることで、人生を楽しめるように気持ちも変わっていきます。
いつもは行かないようなところに飛び出してみる
人生が楽しくない原因が、新鮮な体験をしていないことにある場合に効果的な方法です。
例えば、行ったことがない土地に旅行をすると、目にするものすべてが新鮮で、日常にはない感動を味わうことができます。
旅行に行く時間や費用の都合がつかない場合には、普段は入らないようなお店に入ってみるのもいいでしょう。
社会人であれば、通勤途中のいつもは通過するだけの駅に降りてみるというようなことでも、新鮮な体験をすることができます。
人生の目標を設定する
生きていく上で何か目標があると、人生に張り合いが持てて、人生を楽しみやすくなります。
特に目標が定まっていない人は、仕事でもプライベートでも構いませんから、この機会に人生の目標を考えてみてください。
例えば、何か資格を取得することを目標にするのもいいでしょう。資格取得を目標にすると、達成した際に具体的な成果が残ります。
他には、本を毎月何冊読むとか、好きな食べ物屋さんを巡って感想をブログに書くといった趣味の目標を立てるのもいいでしょう。
何でもいいので目標を設定し、達成するための努力をしてみてください。
成果を形として残すようにすると、後から自分がやってきたことを確認できるので、更にやる気が出てきます。
張り合いや、やる気が出てくると、人生は楽しいものになるでしょう。
自分を褒めることを習慣にする
自己評価が低くなりやすい人は、まずは自分で自分を褒めることを習慣にするといいでしょう。
特に褒めるようなことが思いつかない人は、毎日の生活を振り返ってみてください。
些細なものでも構わないので、その日に自分が頑張ったことや、自分が達成した成果を積極的に見つけていくようにしましょう。
体を動かす
体を動かすのもおすすめです。ジムに通わなければできないような、本格的な運動でなくても構いません。
例えば社会人の場合は、通勤の際に会社の一駅手前で降りて歩くといったことが考えられます。
適度な運動は、ストレスの解消に役立ちます。
ストレスが解消されれば、気持ちも前向きになり、人生を楽しいと感じられるでしょう。
十分な休息を取る
人生を楽しいと感じることができない原因が疲れやストレスが溜まっていることにある場合は、まずは十分に休息を取ることが重要です。
特に疲れやストレスで心身に不調をきたしている場合は、仕事や学校を休んで意識的に休息を取るようにしましょう。
まずは心身の健康を取り戻すことが第一です。
「人生が楽しくない」と考えるのはもったいない!
人生が楽しくないと考えながら生きていくのも、人生を楽しんで生きていくのも同じ人生です。
せっかく生きているのなら、少しでも楽しんで生きたいものです。
人生が楽しいか楽しくないかは、考え方次第で変わります。
楽しくない時間を過ごすのはもったいないですから、この記事を参考に人生を楽しめるようになってください。